介護と仕事の両立で悩む社員の現状とその解決策について

介護と仕事の両立で悩む社員の現状と
その解決策について

このページでは、介護と仕事の両立に悩む社員が置かれている状況と、その解決策を考察しています。 介護と仕事の両立が難しい原因を明らかにし、解決策を探っています。

介護と仕事の両立が難しい3つの原因とは?

右の調査結果は、平成24年に厚生労働省が、介護と仕事の両立支援に役立てることを目的に行った調査結果です。 この結果を分析すると、介護と仕事の両立が難しい理由は、下記のように大きく3つに分類されることがわかります。

男性社員の場合 女性社員の場合
1.企業・職場の問題
両立の難しい職場 21.40% 両立の難しい職場 20.00%
2.地域・社会の問題
施設への入所ができない 5.70% 施設への入所ができない 2.70%
介護サービス利用できない 3.10% 介護サービス利用できない 1.80%
3.地域・社会の問題
心身の健康状態の悪化 8.70% 心身の健康状態の悪化 10.50%
介護に専念するため 7.00% 介護に専念するため 7.30%
介護費用削減のため 3.80% 介護費用削減のため 2.60%
家族の協力がないから 3.30% 家族の協力がないから 4.20%

つまり、この調査結果から、両立が難しい原因は、 会社の問題、地域の問題、家庭の問題の3つであることがわかります。

平成24年度厚生労働省
仕事と介護の両立に関する労働者アンケート調査

仕事と介護の両立に関する労働者アンケート調査

会社の問題が大きい理由は何か?

3つの原因の中でも会社の問題が特に大きいようですが、その理由は何でしょうか? それも平成24年に厚生労働省が行った同調査で右のように明らかになっています。

介護離職した方から見た会社の主な問題点
介護に係る両立支援制度がない 45.30%
自分の仕事を代わってくれる人がいない 20.50%
両立支援制度がよくわからない 13.00%
相談する部署がない 13.00%
両立支援制度が利用しにくい 10.50%

つまり、介護と仕事の両立が難しい要因は、「職場の制度の問題・職場の環境の問題」であり、 それゆえに、社員個人(あなた)の力では解決できず、両立に苦労しているという現状がうかがえます。

平成24年度厚生労働省
仕事と介護の両立に関する労働者アンケート調査

仕事と介護の両立に関する労働者アンケート調査