こういう自宅開業には要注意!絶対に選んではいけない自宅開業の仕事とその理由

こういう自宅開業には要注意!絶対に選んではいけない自宅開業の仕事とその理由


自宅開業はコストが削減できるうえに、通勤の時間もいらない利点があります。とはいえ、自分で仕事を行うということは、利益ゼロになることも含めてリスクを背負うことも問われるのが実状です。

ビジネスの失敗よりも気をつけなければいけないのは、詐欺や法的トラブルを招くビジネスに手を出してしまうことです。ここでは、絶対に手を出すべきではないビジネスについて触れていきます。

サプリメントや化粧品などの販売

すべてのサプリメントや化粧品が怪しいというわけではありません。もちろん問題ないものもあります。ただし、問題となりやすいケースが多いのは事実です。

大多数のサプリメントや化粧品は、病気が治ったり、肌の状態が若返るといった効果を暗にうたうことがほとんどです。しかしながら、サプリメントは医薬品と同じような効果があることを広告することは許されていません。あまり知られていませんが、想像する以上に規制が厳しく、表現次第では刑事罰が科せられることも珍しくありません。また、化粧品については、製造する際に厚生労働省の許可を取ることが義務づけられていますので、認可番号をチェックすることが大事です。

また、化粧品は、サプリメントと同様、肌が若返るといった効能を宣伝することはできません。特に海外から輸入した製品を販売する場合は、違法性が高いので注意が必要です。

取材した中では、男性機能を回復するサプリメントという触れ込みで海外から取り寄せてみたら、クエン酸シルディナフィル(バイアグラという勃起改善に処方される医薬品の主成分)が含まれていることがわかり、薬事法違反で摘発されたというケースもありました。

病気を治したり、著しい美容効果が得られるといったサプリメントや化粧品の販売は要注意です。

商品がない権利やソフトウェアの販売

商品がないものの販売するという話は、昔からトラブルが多いことで知られています。目に見えない商品である「権利」や「サービス」などの取引を持ちかけられたら詐欺だと思えと言われたくらい、トラブルが多い商取引とも言えます。実際、昔から手を変え品を変え、詐欺師に使われてきた手でもあります。

これから自宅開業を始めようとする中年のご夫婦を狙って、墓石販売の相談会の申し込みを取れば、成果報酬で支払いを実施し、営業マンが成約に結びつけた場合は、さらにマージンを支払うという詐欺が広がったことがあります。

成果報酬が支払われないばかりか、相談会に集まった方からお金を巻き上げて主催者が逃げたため、代理店契約をされた自宅開業者が弁済トラブルに巻きこまれるというやっかいな状態になりました。

墓石販売ということで、年配の方だけがひっかかるのだろうと、若い方はたかをくくるかもしれません。詐欺は、手を変えて若い方にも忍び寄ります。

「売り上げが確実なポテンシャルを持ったゲーム開発会社が、世界的に注目が集まるゲームを開発している。発売が開始になれば、株価が上昇して東証一部上場も難しくない。今現在、開発資金の調達が難しいので、資金調達に協力してくれる人を探している。出資者は、株式の譲渡が予定されている。また、出資した方には、一次代理店としてゲームを販売する権利を転売できる。権利が転売された先で、ゲームが売れた場合、その売上金の一部があなたに入る」さももっともな話ですが、もちろんゲーム会社の実態はありません。

ゲームの権利を販売することで、不労所得が得られるという言葉が出てくるのは、マルチ商法をかたった典型的な詐欺の例といってもいいでしょう。開業すると、このような手合いから声をかけられることも少なくありません。安易に契約せず、よく調べてみることが大事です。

選んではいけない自宅開業まとめ

詐欺やトラブルに巻きこまれるビジネスは、開業していると必ず一度や二度は声をかけられます。自分でビジネスを行う場合、お勤めするよりも法的責任が厳しく課せられますから、注意が必要です。自分が被害に遭うだけでなく、あなたの取引先から損害賠償訴訟を起こされることもありえます。

ビジネスを持ちかけられて「おかしいな?」と思ったら安易に契約したりせず、まずは国民生活センターのホームページなどで、もちかけられたビジネスが他でトラブルになっていないか確認する習慣を身につけましょう。

また、トラブルに巻きこまれたと気づいたら、すぐに弁護士に相談することも大事です。