タグ別アーカイブ: トラブル

自宅開業の注意点を実際にあった3つのトラブル例から学ぶ

自宅開業の注意点を実際にあった3つのトラブル例から学ぶ

自宅開業する上で注意したいのは、詐欺や違法行為になるトラブルに巻きこまれる仕事に携わってしまうことです。ですが、それ以外にもトラブルは多数存在します。ここでは、自宅開業する上で遭遇したトラブル例についてふれていきます。

教室や塾などで、退会時の返金トラブルに遭遇した

自宅を利用して、子供向けの学習塾などを経営する方は昔からいました。また、近年では趣味や語学といったカルチャースクールを展開する方も珍しくありません。こういった講師業でもっとも多いトラブルは、退会時の返金にまつわるトラブルです。また、経済的状態から月謝が未納になるといったトラブルもよく耳にします。(未納のまま、退会の届け出をせずに、そのまま連絡が途絶えてしまうなど)

こういったトラブルを防ぐために、入会していただく前に、弁護士などに相談し、契約書を作ってもらうようにするとよいでしょう。

塾を開いて、プライベートの時も生徒が遊びにくるようになった。

塾などの教育産業は、学校と同じ役割を求められがちです。生徒の情操教育を担っている面も否めませんから、致し方ない部分はあります。しかしながら、家庭生活に支障を生じるほど、生徒が押しかけてきたり、業務以上のことを持ち込んでくるようなら、親御さんを説得し、きちんと仕事として割切ることが大事です。他の業種の方でもありうるトラブルですが、自宅開業は家庭生活の時間と仕事の時間の境目がはっきりしなくなりがちです。意図的にきちんと線引きをするようにしましょう。

顧客の納期に重なって病気になってしまった

これは、多くの方が経験するトラブルだと思います。おつとめしていた時と違って、自分で開業する場合は、有給休暇はありません。仕事の納期近くになってしまって病気になってしまったといった場合は、業務が遂行できないようなら、顧客と交渉して納期を延ばしてもらうことも大事ですが、日々の健康管理を最重要項目として位置づけるとともに、定期的な健康診断を受けるようにしましょう。

業務時間外に顧客が押しかけてきた

業務時間外に顧客が電話で相談をもちかけてきたり、実際に来訪するということがあります。いうまでもなく自宅は事務所でもあり生活の場所でもあります。よほどの急用でなければ業務時間内に来訪していただくようにしましょう。顧客のニーズになんでも応じてしまうのは、ビジネスとして成立しにくくなります。

まとめ

自宅開業でもっとも多いトラブルは、金銭問題、業務時間以外に来訪する顧客が出てくることといってもいいでしょう。トラブルを避けるためにも、弁護士などに契約書を作ってもらうこと。また、来訪したり電話で問い合わせは業務時間内に行ってもらうように、きちんとした対応を心がけることが大事です。また、自営になると有給休暇はありません。不測の事態に備えて、健康管理はきちんと行い、異常に気づいたら早めに医療機関を受診するように心がけましょう。

健康管理に対する時間の投資は、自宅開業では絶対に必須です。病気で仕事ができませんというのは、顧客から見れば、頼れないと見られてしまうため、忙しくても時間を作って健康管理がしっかりできるようにしておきましょう。

こういう自宅開業には要注意!絶対に選んではいけない自宅開業の仕事とその理由

こういう自宅開業には要注意!絶対に選んではいけない自宅開業の仕事とその理由

自宅開業はコストが削減できるうえに、通勤の時間もいらない利点があります。とはいえ、自分で仕事を行うということは、利益ゼロになることも含めてリスクを背負うことも問われるのが実状です。

ビジネスの失敗よりも気をつけなければいけないのは、詐欺や法的トラブルを招くビジネスに手を出してしまうことです。ここでは、絶対に手を出すべきではないビジネスについて触れていきます。

サプリメントや化粧品などの販売

すべてのサプリメントや化粧品が怪しいというわけではありません。もちろん問題ないものもあります。ただし、問題となりやすいケースが多いのは事実です。

大多数のサプリメントや化粧品は、病気が治ったり、肌の状態が若返るといった効果を暗にうたうことがほとんどです。しかしながら、サプリメントは医薬品と同じような効果があることを広告することは許されていません。あまり知られていませんが、想像する以上に規制が厳しく、表現次第では刑事罰が科せられることも珍しくありません。また、化粧品については、製造する際に厚生労働省の許可を取ることが義務づけられていますので、認可番号をチェックすることが大事です。

また、化粧品は、サプリメントと同様、肌が若返るといった効能を宣伝することはできません。特に海外から輸入した製品を販売する場合は、違法性が高いので注意が必要です。

取材した中では、男性機能を回復するサプリメントという触れ込みで海外から取り寄せてみたら、クエン酸シルディナフィル(バイアグラという勃起改善に処方される医薬品の主成分)が含まれていることがわかり、薬事法違反で摘発されたというケースもありました。

病気を治したり、著しい美容効果が得られるといったサプリメントや化粧品の販売は要注意です。

商品がない権利やソフトウェアの販売

商品がないものの販売するという話は、昔からトラブルが多いことで知られています。目に見えない商品である「権利」や「サービス」などの取引を持ちかけられたら詐欺だと思えと言われたくらい、トラブルが多い商取引とも言えます。実際、昔から手を変え品を変え、詐欺師に使われてきた手でもあります。

これから自宅開業を始めようとする中年のご夫婦を狙って、墓石販売の相談会の申し込みを取れば、成果報酬で支払いを実施し、営業マンが成約に結びつけた場合は、さらにマージンを支払うという詐欺が広がったことがあります。

成果報酬が支払われないばかりか、相談会に集まった方からお金を巻き上げて主催者が逃げたため、代理店契約をされた自宅開業者が弁済トラブルに巻きこまれるというやっかいな状態になりました。

墓石販売ということで、年配の方だけがひっかかるのだろうと、若い方はたかをくくるかもしれません。詐欺は、手を変えて若い方にも忍び寄ります。

「売り上げが確実なポテンシャルを持ったゲーム開発会社が、世界的に注目が集まるゲームを開発している。発売が開始になれば、株価が上昇して東証一部上場も難しくない。今現在、開発資金の調達が難しいので、資金調達に協力してくれる人を探している。出資者は、株式の譲渡が予定されている。また、出資した方には、一次代理店としてゲームを販売する権利を転売できる。権利が転売された先で、ゲームが売れた場合、その売上金の一部があなたに入る」さももっともな話ですが、もちろんゲーム会社の実態はありません。

ゲームの権利を販売することで、不労所得が得られるという言葉が出てくるのは、マルチ商法をかたった典型的な詐欺の例といってもいいでしょう。開業すると、このような手合いから声をかけられることも少なくありません。安易に契約せず、よく調べてみることが大事です。

選んではいけない自宅開業まとめ

詐欺やトラブルに巻きこまれるビジネスは、開業していると必ず一度や二度は声をかけられます。自分でビジネスを行う場合、お勤めするよりも法的責任が厳しく課せられますから、注意が必要です。自分が被害に遭うだけでなく、あなたの取引先から損害賠償訴訟を起こされることもありえます。

ビジネスを持ちかけられて「おかしいな?」と思ったら安易に契約したりせず、まずは国民生活センターのホームページなどで、もちかけられたビジネスが他でトラブルになっていないか確認する習慣を身につけましょう。

また、トラブルに巻きこまれたと気づいたら、すぐに弁護士に相談することも大事です。